【一次創作】ゲームブックを作ってみたい! いま困っている個人的メモ 途中経過2
前回、前々回で「初めての同人誌でゲームブックを作りたい!」となってから、毎日ゲームブックのことばかり考えています。
動画作りも動画の解説もちょっと今はできないくらい、ゲームブックに夢中です。
今回は、そうしていま考えているゲームブックのあれやこれやについて、個人的に整理する意味も込めて書いていこうと思います。
なお、「私にいい考えがある」と言う人が助言してくれないかなぁという下心も込めてあるので思いついた方はぜひ考えを聞かせていただきたい。
今、私が困っていること
アドベンチャーゲームのシステムのあり方とか、シナリオと小説はどう違うかとか、いろんな記事を読み漁ってる。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
すごい、知ってた以上にゲームってすごい。
そして、自分がやりたい事を考えていったら「それはゲームとして楽しいのか?」の壁にぶつかってしまった。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
昔からRPGツクールとか、ツールよりのゲームに惹かれてたのもあって「ゲームとしての楽しさ」が難しく感じる。
基本的に私は、「自分の作ったor自動作成された街をうろうろしてNPC(これも自動作成が望ましい)とキャッキャしたい」というのが強くあるんだけど、それはゲームかって言われるとうーん。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
なるべくフラグ管理すらなし(紙とペンすらいらない)でいきたいので自然とアドベンチャーになるんだけど、そうすると強いストーリー性が要る。強いストーリーと私のやりたいことをどうやって共存させていくか。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
脱出ゲームならストーリー性低くてもいいけど脱出ゲームじゃない方がいいなぁ。
こんな感じで、「やりたいことはあるけど、それを“ゲーム”にするためのデザイン」に今は困っています。
動画では「やりたいことをやればいいんだよ!」と考えてきた私ですが、「ゲームとして」という新しい視点でそれを捉えたとき、「こんなにもうまくいかないものか」と思いました。
夢にまで見たゲーム
私はよくゲームの夢を見ます。
夢の中のゲームは私の好みに完璧で、街とフィールド、ダンジョンの境のないアクションRPGであるいことが多いです。
私はアクションは大の苦手なのですが、多分「ルナティックドーン3*1」が好きなのが影響しているのかと。
ゲームの夢の中ではいつも、「あぁ、やっと一生モノのゲームに出会えた、最高だ」と思いながらプレイしています。
寝ながら脳内麻薬的なのって出るんですかね?
で、起きてから「あのゲームはどこで買えるんだよォ~~~~!」と悔しがります。
そこまでがワンセットです。
だからなんだと言うと、「こういうゲームがやりたい!」は私の中にあるんですよ。
アクションRPGのゲーム性をゲームブックに落とし込むのは難しいと思いますが、この夢だけじゃなくね。アドベンチャーなら「やってみたいアドベンチャー」があるんです。
「じゃあそれを形にするだけじゃん?」と思うかもしれないですが、そう簡単にはいかないわけで。
推理ADVについてみんな一度は思うよね?
例えば推理アドベンチャー。
「主人公以外の仲間にも具体的に指示して情報収集させたり、パートナーに選ばなかった方の相手が犯人側についたり……」とかいろいろ妄想することってゲーム好きならありますよね?
でもだからって、思いついたらそれができるとは限らないのが現実。
そんなシステムどうやって作るんだよ! とか
全体のシステムはどうするんだよ! とか
ゲームバランスはどうとるんだよ! とか
そもそも、
事件や犯人って、何が起こったんだよ!
推理ゲームの部分的なシステムのネタだけでは、ゲームは完成しない。
現実は非情である。
で、何がやりたいの?
前置き(?)が長くなりましたが、私には自分のゲームを作れるとしたらやってみたいことがいくつかありまして。
その中の一つがこれなんですが。
架空の街をうろうろして行き付けの架空の喫茶店でメニュー選びたい。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
毎日違うもの飲みたい。
君はメロンソーダを頼んでもいいし、頼まなくてもいい。
— わごかせ@動画制作 (@wagokase) August 1, 2018
これの何が楽しいかは、わからない人のほうが多いのかもしれません。
でも、私にとってこれができるのって結構大きなことで、ぜひゲームブックに入れたい要素の一つなんです。
そう、要素の一つ。
これ自体はゲームでもなんでもない!
だから、これをどうゲームにするかが問題なんですね。
この「架空の街をぶらぶらしてふらっと喫茶店に入ってメニューを選ぶ」っていうのは、「ゲームのメインじゃないほうがいい」ので、経営(?)シミュレーション的なものとも違う。
今考えているのは、「街での情報収集の途中でできること」としてゲームに組み込むこと。
なんですが……。
変数もフラグも使わずできるのか?
「街をうろうろする」というからには、街の中の他の場所にも移動しながら情報収集していくわけで。
こうなるんですけどね?
で、喫茶店に入ったら
こうなる。
でもこれ、各段階で毎回喫茶店のメニュー分岐やってたらそれだけでパラグラフ(段落。ゲームブックの1項目のこと)いくつ使うんだよ! ってなるし、美しくない。
喫茶店メニューのパラグラフを固定して毎回そこに飛んで、帰ってくるときに「今何時(ゲーム進度を表すための時間表示)なら○○へ進め」とかにする方法もあるんですが、私がプレイヤーなら確実に「今何時だっけ?」と毎回なります。
現在の時間をメモしてもらうくらいならもっといい方法があるだろうし、やっぱりメモはなるべく取らずにできるようにしたい……。
なんかいい方法ないですかね……。
というかこの雑な説明で伝わっているでしょうか……?
そして肝心のシナリオはない
そうなんですよ。
アドベンチャーゲームの要であるシナリオが、今のところ全く思いつかないんです。
主人公についてゲーム開始時に簡易なキャラメイク(メモなし)をしようとか、その個性によって各イベントが有利になったり不利になったりするとか、そういうことは考えているんですが、形にならなければただの妄想です。
- 街で聞き込んで、何かを探す
- 自分が頑張らないと可愛い女の子が死んじゃう
- 主人公はその女の子と会ったことはない
簡単にこのくらいのことは考えているんですが、「この話が気になる!」と言えるほどの魅力的な謎や話の真相みたいなものが浮かばない。
- 主人公はどうやってか女の子のことを知らないといけないし
- その女の子を自分が助けるという強い理由がないといけないし
- その結果「街をぶらぶら聞き込みする」という行動に繋げないといけないし(これが一番難しい)
考えれば考えるほど前途多難です。
でも、これらをクリアして遊べるものができたら、きっと楽しいと思うんですよ。私が。私と気が合わない人には残念ですがわからない。
さいごに
ここのところ考えっぱなしで手をつける前の段階から行き詰ってきたので、今私が考えていることをちょっと書き出してみました。
なにか考えがある方や、ご意見ご感想がある方はここでもツイッターでも一言くださるとありがたいです。
いつか実現するといいなぁ(挨拶)。
*1:とても好きなゲームですが人にお勧めはしません。