自分へのダメ出しと、意外とダメじゃなかったこと 【011】スイーツデコ・ストーリー お菓子の家(劣悪物件) の紹介と裏話!
スイーツデコ、作って終わりじゃもったいない!
つくってあそぼう!(悪ふざけ)スイーツデコ、楽しいけど作品たくさん作ってると持て余してきます。
そこで、出来た作品を使って動画を作ってみました。
材料、道具は前回に続きほとんど100均です。
11作目も粘土工作。このときは私の中で粘土ブームがきていました。
前回、ネットで「粘土を使ってみんなどんなもの作っているのかなー」と検索したことをお話しました。
そこでジオラマと一緒に興味を持ったのがフェイクフードでした。
- フェイクフードのポテンシャルの高さに惹かれる
- できた作品に困ってくる
- 「フェイクフードの動画を作れば、使い道ができるんじゃないか」
- せっかくフェイクフードで作ったのに画面が動かない
- 普通のコントになってる
- それでもこの動画はダメではなかったと思う
- 撮った後に気づいたけど……
フェイクフードのポテンシャルの高さに惹かれる
純粋に「おいしそうでいい(小並感)」というのと、「本物みたいな偽物」というテンションの上がる要素、さらには「アクセサリーや小物にして身につけたり持ち歩いたりできる」という機能性(?)まであるじゃないですか!
しかも、ネットを見れば作り方を公開してくださっている方がたくさん!
これはやるっきゃない!
ということで始めたフェイクフード作り。手先自体は不器用*1な私でも、先人たちの知恵と経験からくるアドバイスに従うことでそれなりにおいしそうなものができるようになりました。
作ったものは実際に普段使っているのでお見せできませんが*2、新しくものづくりを始めた時の「ちょっとずつできることが増えていく体験」は、ゲームでレベルが上がった時みたいでいくつになっても新鮮です。
できた作品に困ってくる
しかし、私みたいに器用ではない人間は困ったもので、作品数はどんどん増えていってもそれを売ることも人にあげることも難しい。
人に気に入ってもらえるほどのクオリティが伴わないと、「手作りのものは捨てづらい」「人にもらったものは捨てづらい」のダブルコンボで迷惑になってしまう可能性が高い。
最初のころは自分で身につけたりして楽しんでいた私だけれど、
私は一人しかいないの!
急にポエムなブログみたいなこと言い出しましたが、要は自分で使える量にも限界がある。
でもさ、作るのって楽しいじゃん? 作りたいじゃん?
そこで私は考えたのです。
「フェイクフードの動画を作れば、使い道ができるんじゃないか」
そんなわけでこの動画は、「表現方法(フェイクフードを撮った写真を使う)」から決まっていきました。
そこで考えたのがタイトルにも入っている「スイーツデコ・ストーリー」。
「作って終わりじゃもったいない!」→「ここから新たに物語が始まったらもっと楽しいんじゃないか」。
この動画を見て、スイーツデコ、フェイクフードを作る動画を上げている人(結構いる)も何かストーリーを作ってくれたらいいな、なんて。
私はギャグとかくだらない動画しか作れませんが、素晴らしいフェイクフードを作っている人たちならもっと絵本みたいなファンタジーなお話とか、お洒落なカフェのCM風な動画とか作れそうじゃないですか?
だからお前は何回やったら学ぶんだよ、そういうのは再生数・影響力のある人がやって初めて成立するんだよ!
そんな、コンセプト自体に大きな問題を抱えるこの動画ですが、他にも反省点が。
せっかくフェイクフードで作ったのに画面が動かない
これ! これは相当でかい反省点です。
動くっていっても、360度カメラがグリグリ動くとかそういうことじゃなくて。
せっかく写真素材じゃなくて、自分で作ったパーツを使ってるんですよ。
クッキーを途中で割ってみたり、セットが破壊されたり、そういうこともできたわけです。
もっと早く気付くべきでした。何のための手作りだよと。
私の頭が固かったと言わざるを得ません。
普通のコントになってる
大枠を考えて満足しちゃったんでしょうか(他人事)。中身が普通のコントです。
普通のコントが見たいなら、その筋でもっと面白い人がいっぱいいます。わざわざ私の動画を選ぶ理由はない。
確かに素材であるフェイクフードを作っているときは自分も楽しみながら作っていたけど、見てくれる人のことを考えたら、もっと趣味に走って振り切れたほうがよかっただろうと思います。
なんかダメ出しがリアルすぎて書いてて凹んできます(笑)。
それでもこの動画はダメではなかったと思う
いやぁ、自分でするダメ出しは私の痛いところを狙い撃ちしてくるのでキツいですね。
ダメ出しが続きましたが、私はこの動画、トータルで見て「ダメではなかった」という評価です。
「作って終わりじゃもったいない!」→「ここから新たに物語が始まったらもっと楽しいんじゃないか」というアイディア自体は、自分でも気に入っています。
それを動画として見せる技術や企画の練り上げが、このときには足りなかった。
もう一度フェイクフード熱が上がった時に条件が揃ったら、同じアイディアを元にして動画を作るかもしれません。
そのときにもまた同じ失敗をしていたら、「同じじゃねーかよ!」とツッコんでやってください。
撮った後に気づいたけど……
動画に使ったからって、その後の作品を持て余すことには変わらないね!